千秋楽

観客である時の自分が必死になるように、演者である時の千秋楽だって必死
初日のイマイチのコントも、前座としての登場ではあったものの、きっちりリベンジを果たす
舞台を降りて、握手をしたね、相方よ
これだけウケると、ホント前座ではなく本編でやりたかった


次は鉄板のコント
これはもう固くこなす。毎回人気のユニットだけど、どこかのアイドルユニット同様、卒業ありの追加ありの入れ替わり激しいユニット
今後は俺が引っ張るんだなって思いを、強くした


そして落語は・・・正直ダメだった
2年前、3年前のエースの勝負ネタだった


俺は彼らに、遠く及ばない。色の違いはあれど、同じ土俵には立てない
未熟さを痛感した
女々しい俺は、みなさまの助言通り・・・艶噺やってやります
もう地噺は捨てる。俺には一人喋りはできねぇんだ
早く俺だけの『山』を見つけたい



ここで急遽、時間をこじあけて漫才・コントを1ユニットずつ出すことに
そして、そこにウチの漫才を出してもらえることに


舞台の上で、泣きそうになった
そのくらい、笑い声が響いてた。ホントにアンタと組んで良かったよ、相方
舞台を降りて、バックで何度も抱き合ったな。気持ち悪いくらいにさ


いなくなっちまうと思うと、本当に寂しいぞ
最後の土産でこんな大きなモノを、本当にありがとう



オマエ卒業式ぶっ壊してやるからな!!!



さて、俺は全ユニットの出演を終え、客引きに回るんだけど、
教室の入り口で、出てきたお客さんとはち合わせ
まぁそのくらいはよくあることで、『ありがとうございましたー』とか頭下げて、
ちょっとおしゃべりしたそうな人と送ってくついでに少し話す程度なんですが・・・


なぜか握手会スタート
普段握手する側だからねー(笑
久しぶりに握手される側にまわったよ。高校の卒業式とか以来かな?


なんか若いコ(中学生とか高校生のくそガキ共)に囲まれる
べたに『わぁー』とか『キャー』とか言いながらこっちに向かってくる
○○(←俺のユニット名)の人ですよねーとか言いながら
えぇそうですとか言いつつ、脳内アドレス帳をスキャン・・・No hit・・・


誰とも分からない人と、握手できる時代がやってきましたよみなさん


5人くらいの握手会。んでその様子を見ていた他の客にも絡まれる



やっぱツッコミはモテる
でもアンケートは相方(ボケ)支持
まぁいいや。おもしろさはアイツに譲る。でもカッコよさは俺の勝ちでいいな?な?
なーんてな♪




そんなこんなで、俺の2005年一大イベントは幕を閉じた